インフラ・テックソリューションズインフラ・テックソリューションズ

事業内容

構造物点検・診断
橋梁点検、トンネル点検、附属物点検、防災点検 など
材料試験
圧縮強度試験、中性化深さ測定、
塩化物イオン量試験、アルカリシリカ反応試験 など
非破壊試験
衝撃弾性波法、超音波法、非破壊塩分計測(表面・内部)、板厚測定 など
現地計測
載荷試験や衝撃振動試験によるたわみ・変位・応力・張力・振動数計測 など
常時モニタリング
ひびわれ幅・傾斜量・振動特性・洗掘量・水位の常時監視 など
分析・解析
FEM解析(固有値・静的・動的、線形・非線形)、中性化・塩害の将来予測分析 など
AI技術
AI技術を用いた画像診断、将来予測、異常検知 など
環境計測
水質・土壌・大気・廃棄物・生物・塗膜の調査、騒音・振動等の測定 など

代表的な技術紹介

RANS-μによる非破壊塩分計測

 中性子をコンクリートに照射した際に発生するガンマ線を検出器により測定することで、コンクリート内部の塩分量を完全非破壊で把握可能です。また、計測結果はその場で把握することができます。
 なお、RANS-μは原子力規制庁で設計認証を受けた表示付認証機器であり、計測にあたっては放射線に関する資格は不要で、計測員に対する健康診断等も必要ありません。
※国土交通省「点検支援性能カタログ」に掲載(BRO020032-V0023)

RANS-μ概念図

高周波衝撃弾性波試験 <オーリス>

 地中のコンクリート構造物や鋼構造物、岩盤、アンカー等を破壊・掘削調査することなく、調査対象物の表面から地中部の形状寸法や内部の損傷位置を検知することができます。
 計測では、対象物に受振センサを設置し、対象物表面を鋼製ハンマーで打撃した際に発生する衝撃弾性波伝播時間と対象部材の伝播速度から杭長やひび割れ位置を算出します。
 ※検査はオーリス技師試験合格者が行います。

オーリス原理図
基礎長調査の状況

超音波トモグラフィー <ミラ>

 超音波の発振と反射波の検知を高速で切り替えることで多数の計測データを収集し、得られた計測データ(反射時間)と設定された横波伝播速度に基づく解析を行うことで、コンクリート内部(配筋・空洞・配管等)を可視画像化やコンクリートの劣化状況の確認が可能です。
 また、橋梁の床版厚さ調査にも適用されていて、路面の切削や床版のコア抜き調査など行わずに、床版下面から非破壊で計測可能です。

探査状況
ミラによる3D解析画像(コンクリート内部の可視化)

超音波音速計 <パルサー>

 2点間距離と超音波伝播時間から部材の超音波速度を測定することで、コンクリートの圧縮強度を推定することが可能です。また、ひびわれを挟んでセンサーを設置することで、ひびわれ深さの調査も可能です。

測定状況
計測概念図(ひびわれ深さ)

下部工基礎の洗掘モニタリングシステム

 橋脚天端に加速度センサ等を設置して、常時微動から固有振動数を算出します。計測はリアルタイムで行い、計測データは無線通信によりクラウド上で保存・遠隔監視します。なお、事前に許容値を設定することで、健全度を機械的・即時に確認します。
 ※国土交通省「点検支援技術性能カタログ」に掲載(RRO030016-V0020)

下部工基礎の洗掘モニタリング
 
モニタリングシステム画面

充実した材料試験JNLA 登録試験事業者との連携

 当社のグループ企業(JNLA登録試験事業者、ISO/IEC 17025)との連携により、材料試験・非破壊検査・モニタリング等から分析・解析までのワンストップサービスを提供します。
 試験メニューは、コンクリート・モルタル材料やコンクリートコア、鋼材に関する各種試験に加えて、岩石や土質試験までカバーしています。

コンクリートコアの圧縮強度試験
コンクリートの中性化深さ測定
残存膨張量試験


<対応可能な試験メニュー>

【コンクリート試験】
・コンクリートの曲げ強度試験
・圧縮強度試験
・静弾性係数試験
・長さ変化試験 等

【コンクリートコア試験】
・コンクリートコアの圧縮強度試験
・静弾性係数試験
・コンクリートの中性化深さ測定
・硬化コンクリート中に含まれる
 塩化物イオンの試験 等
【ASR試験】
・骨材のアルカリシリカ反応性試験
・残存膨張量試験 等

【鋼材試験】
・金属材料の引張試験・曲げ試験
・鉄筋コンクリート用棒鋼の単位質量試験
・継手鉄筋の引張試験
・断面マクロ試験
・高力ボルトのすべり試験 等

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